Armadillo Base OS の開発環境 (ATDE) をセットアップする

Armadillo Base OS 対応製品のユーザーアプリケーションを開発するために開発環境をセットアップします。Armadillo Base OS の開発環境の概要については「ユーザーアプリケーションの開発環境」を参照してください。

前提条件

  • ATDE は仮想マシン上で動作します。「仮想化ソフトウェアを準備する」を参考に事前に仮想化ソフトウェアをご用意ください
  • ATDE9 の最新版をご利用されることを前提とします
  • ATDE9 を利用するためには作業用PC のストレージに十分な空き容量が必要になります。「ATDEについて 」をご参考にしてください

ATDE をセットアップする

  1. ATDE を Armadillo サイト (開発環境 ATDE9) からダウンロードします
  2. ATDE を tarball として提供しています。作業用PC 上に tarball を展開します

ATDE を起動する

  1. atde9-amd64.vmx を使って ATDE を起動します。次回起動からは VMWare を直接立ち上げて履歴を利用することができます
  2. Debian のログイン画面が表示されるのでログインします

ATDE には以下の表にあるユーザーが組み込まれています。

ユーザー名パスワードユーザー権限
atmarkatmark一般ユーザー
rootroot特権ユーザー
ATDE のユーザー名とパスワード

初回起動時のみダイアログが表示されますが、「コピーしました」を選択してください

使用する前には、以下のコマンドを実行しパッケージ群を最新版へアップデートしてください。

端末の起動方法
  1. 「アプリケーション」をクリックします
  2. 「ユーティリティ」を選択します
  3. 下の方にスライドして「端末」を選択します
[ATDE ~]$ sudo apt update 
[ATDE ~]$ sudo apt upgrade

次のステップ

ユーザーアプリケーション開発を容易にするために VSCode 向けにエクステンションを提供しています。「Armadillo Base OS 向け VSCode エクステンションをセットアップする」を参照してエクステンションをインストールしてください。