ここでは Armadillo Twin に登録されているデバイス上で任意コマンドをリモート実行する方法を説明します。
目次
前提条件
- 対象デバイスの Armadillo Twin への登録がまだお済みでなければ 「Armadillo Twin にデバイスを登録する」の手順に従ってサービスに接続するデバイスを Armadillo Twin に登録してください
- 任意コマンド機能を有効化する作業がまだお済みでなければ、チュートリアル「任意コマンドをリモート実行してデバイスログを確認する」の手順に従って任意コマンド機能を有効した上で動作確認をしてください
- 実際の任意コマンド実行を行うためには、「任意コマンド実行状況閲覧」権限と「任意コマンド実行と管理」権限が必要です。「ユーザーの権限を変更する」を参考に権限を設定してください。ユーザー権限を変更するメニューが表示されない場合は、管理ユーザー に確認して権限についてご相談ください
実行対象とタイミング
- 任意コマンド実行の対象デバイスは単体デバイス、複数選択デバイス、デバイスグループを選択することができます
- 任意コマンドを実行するタイミングは即時実行と、指定した日時に実行するスケジュール実行を選択することができます
- スケジュール実行で指定できる実行開始日時は、1時間後から30日後までの範囲です
任意コマンドの実行数上限と実行割り当ての制限
- 任意コマンドの実行数は、10を上限としています。それを超える実行を追加することは、できません。この実行数上限は、任意コマンドの実行数と、ソフトウェアアップデートの実行数の合計に対するものです。
- 任意コマンドの実行数とは、実行中または、スケジュール実行登録して実行前の、任意コマンドのリモート実行の個数です。ソフトウェアアップデートの場合も同様です。
- デバイスグループ単位で任意コマンドを実行する場合、デバイスグループ全体で一つの実行となります。つまり、デバイスグループ単位での実行は、デバイスグループに所属するデバイスの総数ではなく、デバイスグループの個数で実行数をカウントします。
- 任意コマンドを実行中またはスケジュール実行を登録したデバイスまたはデバイスグループに対しては、実行を完了または中止するまでの間、実行を追加できません。つまり、デバイスに割り当てた任意コマンド実行中の間は、そのデバイスに対して、即時実行とスケジュール実行のどちらも実行できません。
- デバイスが所属するデバイスグループで、任意コマンドが実行中またはスケジュール実行が登録済みの場合、そのデバイス単体への実行も追加できません。デバイスグループに所属するデバイス単体で任意コマンドが実行中またはスケジュール実行が登録済みの場合は、そのデバイスグループへの実行も追加できません。
単体デバイス上で任意コマンドをリモート実行する
- サイドバーの「デバイス一覧」をクリックします
- 任意コマンドを実行するデバイスの個体コードをクリックします
- デバイスの画面を下にスクロールすると「任意コマンド実行」というブロックが表示されます
- 実行するコマンドを入力します
- タイムアウト時間は通常デフォルト設定で十分ですが、コマンドによっては実行がタイムアウトすることがあります。その場合にはタイムアウト時間を調整します
- 実行するタイミングを指定して、任意コマンドを実行します。デフォルトのタイミングは、即時実行です
- リクエスト送信が成功するとメッセージが表示されます
- 更新するとステータスと実行結果を確認することができます。スケジュール実行の場合は、開始日時になるまでの間、ステータスと実行結果は変化しません
選択した複数デバイス上で任意コマンドをリモート実行する
- サイドバーの「デバイス一覧」をクリックします
- 任意コマンドを実行するデバイスを選択します
- 「操作」をクリックします
- 「選択デバイスで任意コマンドを実行する」を選択します
- 任意コマンドを入力します
デバイスグループ上で任意コマンドをリモート実行する
- サイドバーの「デバイスグループ一覧」をクリックします
- 任意コマンドを実行するデバイスグループのグループ名をクリックします
- デバイスグループの画面を下にスクロールすると「任意コマンド実行」というブロックが表示されます
- 任意コマンドを入力します
また、以下のようにサイドバーの「任意コマンド実行」から任意コマンドをリモート実行することもできます
- サイドバーの「任意コマンド実行」をクリックします
- 「デバイス単位で実行する」または「グループ単位で実行する」を選択します
- 任意コマンドを実行するデバイス または デバイスグループを選択します
- 任意コマンドを入力します
スケジュール実行を指定する
任意コマンドをスケジュール実行するには、「実行タイミング」から「スケジュール」を選択します。