デバイスの異常状態の監視

CPU 温度、ストレージ寿命情報、LTEの電波強度、メモリの空き容量などのハートビートに含まれる属性値を利用してデバイスの異常状態を監視します。異常な状態を表すしきい値を超えるとアラートを受け取ることができます。

アラートの深刻度

アラートの深刻度は「警告」、「要対応」、「至急要対応」の3つのレベルで定義されます。また、アラートではない情報を通知するための「情報」というレベルもあります。アラートの3つのレベルはそれぞれで閾値を設定することができます。Armadillo Twin では閾値の推奨値をデフォルト値として提供します。利用環境によっては微調整が必要なケースがあるので、デフォルト値から調整してください。

以下は深刻度のモデルです。この深刻度を目安にデフォルトのしきい値は設定されています。

通知の深刻度対処の目安メールの題名
情報サービスから情報を通知しているだけです。対応行動は特に必要ないです[Armadillo Twin] Notification – 情報
警告今のところ対応行動は必要ないですが、今後、異常の可能性があるので念のため確認をお願いします[Armadillo Twin] Notification – 異常を検出しました
要対応対応行動が必要な状況です。確認と対応をお願いします[Armadillo Twin] Notification – 確認と対応をお願いします
至急要対応要対応よりも深刻な状況で対応行動が必要です。至急の確認と対応をお願いします[Armadillo Twin] Notification – 至急確認と対応をお願いします
通知の深刻度

アラート検出モード

異常状態はしきい値を超えることで検出されますが、通知を出すか出さないかを決定するためにアラート検出モードがあります。

レベル検出モード

レベル検出では深刻度の範囲に入ると必ず通知が送信されます。ユーザーは異常状態で必ずメールを受信することになるので確実にデバイスの異常を検出することができます。

エッジ検出モード

エッジ検出では深刻度の範囲に出入りするタイミングでのみ通知が送信されます。ユーザーはメールの受信回数を減らすことができます。

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