ソフトウェアアップデートの操作方法

2024.08.28

前提条件

  • 対象デバイスの Armadillo Twin への登録がまだお済みでなければ 「Armadillo Twin にデバイスを登録する」の手順に従ってサービスに接続するデバイスを Armadillo Twin に登録してください
  • 操作を行うためには、操作するユーザーに「ソフトウェアアップデート状況閲覧」と「ソフトウェアアップデート実行と管理」権限が必要です。「ユーザーの権限を変更する」を参考に権限を設定してください。ユーザー権限を変更するメニューが表示されない場合は、管理ユーザー に確認して権限についてご相談ください

アップデートの対象とタイミング

  • アップデートの対象デバイスは単体デバイス、デバイスグループを選択することができます
  • アップデートを行うタイミングは即時実行と、指定した日時に実行するスケジュール実行を選択することができます
  • スケジュール実行で指定できる実行開始日時は、1時間後から30日後までの範囲です

アップデートの実行数上限と実行割り当ての制限

  • ソフトウェアアップデートの実行数は、10を上限としています。それを超える実行を追加することは、できません。この実行数上限は、ソフトウェアアップデートの実行数と、任意コマンドの実行数の合計に対するものです。
  • ソフトウェアアップデートの実行数とは、実行中または、スケジュール実行登録して実行前の、ソフトウェアアップデートの個数です。任意コマンドの場合も同様です。
  • デバイスグループ単位でソフトウェアアップデートを実行する場合、デバイスグループ全体で一つの実行となります。つまり、デバイスグループ単位での実行は、デバイスグループに所属するデバイスの総数ではなく、デバイスグループの個数で実行数をカウントします。
  • ソフトウェアアップデートを実行中またはスケジュール実行を登録したデバイスまたはデバイスグループに対しては、実行を完了または中止するまでの間、実行を追加できません。つまり、デバイスに割り当てたソフトウェアアップデート実行中の間は、そのデバイスに対して、即時実行とスケジュール実行のどちらも実行できません。
  • デバイスが所属するデバイスグループで、ソフトウェアアップデートが実行中またはスケジュール実行が登録済みの場合、そのデバイス単体への実行も追加できません。デバイスグループに所属するデバイス単体でソフトウェアアップデートが実行中またはスケジュール実行が登録済みの場合は、そのデバイスグループへの実行も追加できません。

単体デバイスをアップデートする

  1. サイドバーの「デバイス一覧」をクリックします
  2. ソフトウェアをアップデートするデバイスの シリアル番号 を選択します
  1. 下にスクロールすると「ソフトウェアアップデート実行」というブロックが表示されます
  2. 用意した SWU イメージをアップロードします

今月の通信量について
アップデートにかかるファイルデータ転送量は、アカウントで利用中の Armadillo の総数によって制限され、１ヶ月ごとにリセットされます。また、通信量の更新は24 時間ごとに行われます。
ここで表示されている値は今月の残りのデータ転送可能量になります。詳しくは以下を参照してください。
ソフトウェアアップデートに必要なデータ通信量

  1. アップロードが完了するとファイル名と md5 が表示されます。確認してください
  2. アップデート完了後のデバイスの挙動を設定します
  3. アップデートのタイミングを指定して、アップデートを開始します。デフォルトのタイミングは、即時実行です
  1. リクエスト送信が成功するとメッセージが表示されます
  2. 更新するとステータスと実行結果を確認することができます。スケジュール実行の場合は、開始日時になるまでの間、ステータスと実行結果は変化しません
  1. Base OS のアップデートに成功すると、ステータスが成功になります。また、実行結果にアップデート前後のバージョンが表示されます

アップデート完了後のデバイスの挙動について
「ダウンロードのみ行う」を選択してソフトウェアアップデートを実行した場合、ステータスは、デバイスが SWU イメージをダウンロードしてアップデート動作を実行した時点で「実行待ち」から「再起動待ち」に変わります。ステータスが「再起動待ち」のデバイスに対しては、「デバイスを再起動する」の操作で再起動するまでの間、ソフトウェアアップデートや任意コマンド実行を行うことができません。
したがって、「ダウンロードのみ行う」を選択してソフトウェアアップデートを実行したら、デバイスのステータスが「再起動待ち」に変わった時点でデバイスを再起動してください。

デバイスグループ単位でアップデートする時は、「ダウンロードのみ行う」を選択してソフトウェアアップデートを実行する場合、注意が必要です。デバイスのステータスが「再起動待ち」に変わった時点で、デバイスグループに所属するデバイスを、それぞれ「デバイスを再起動する」の操作で再起動しなければならないからです。

デバイスグループ単位でアップデートする

  1. サイドバーの「デバイスグループ一覧」をクリックします
  2. ソフトウェアをアップデートするデバイスグループを選択します
  1. 下にスクロールすると「ソフトウェアアップデート実行」というブロックが表示されます
  2. 用意した SWU イメージをアップロードします
  3. アップロードが完了するとファイル名と md5 が表示されます。確認してください
  4. アップデート完了後のデバイスの挙動を設定します
  5. アップデートのタイミングを指定して、アップデートを開始します。デフォルトのタイミングは、即時実行です
  6. リクエスト送信が成功するとメッセージが表示されます
  7. 更新するとステータスと実行結果を確認することができます。スケジュール実行の場合は、開始日時になるまでの間、ステータスと実行結果は変化しません
  8. Base OS のアップデートに成功すると、ステータスが成功になります

また、以下のようにサイドバーの「ソフトウェアアップデート実行」からソフトウェアアップデートを実行することもできます

  1. サイドバーの「ソフトウェアアップデート実行」をクリックします
  2. 「デバイス単位で実行する」または「グループ単位で実行する」を選択します
  3. ソフトウェアアップデートを実行するデバイス または デバイスグループを選択します
  1. 用意した SWU イメージをアップロードします
  2. アップロードが完了するとファイル名と md5 が表示されます。確認してください
  3. アップデート完了後のデバイスの挙動を設定します
  4. アップデートのタイミングを指定して、アップデートを開始します。デフォルトのタイミングは、即時実行です
  5. リクエスト送信が成功するとメッセージが表示されます

スケジュール実行を指定する

ソフトウェアアップデートをスケジュール実行するには、「実行タイミング」から「スケジュール」を選択します。

  1. 日時の表示をクリックして、実行開始日時を指定する日付と時刻を選択してください。指定できる日時は、1時間後から30日後までの範囲です1,2
  2. 実行開始する日付と時刻を指定して「実行」をクリックすると、スケジュール実行が登録されます
  1. Firefox をお使いの場合は、時刻を指定できません。推奨ブラウザをお使い下さい。 ↩︎
  2. 初期状態では、2時間後の日時が選択されています。 ↩︎